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第95回  こどもの被害

はいはいみなさんこんにちは。

世の中には信じがたい事件が多いのぉ。

もしも子が被害者となったら。

悲しいかな、理不尽な世の中、必ずしも正義が勝つ保証がないのが現実。

被害にあう家族に限って「こうすべき」という絶対的な有効打がないことがほとんど。

なぜなら加害者が自分の方が強者と判断して選んだ相手が被害者じゃから。

加害者はどこにでもおる。

悪人の中にも善人の一面を持つ人間がおるのと同じに聖人にも裏の顔を持つ人間もおるからじゃ。

「もっと私が強ければ…」と無力を嘆き苦しんでも加害者に罰1つ与えられない。

あなたは悪くない。

どんな理由であってもいじめや虐待など危害を加えたほうが悪い。

例えば子が「こんなことされた」と訴えてきたとする。

動揺して「ほんとに!?」と矢継ぎ早に質問攻めにせんとこう。

①  大事になったら…
②  責められているような気になる
③  注目を浴びたくて(期待に応えようと)誇張したり嘘をつくようになる

などを避けるためじゃ。

じっくりゆったり子のペースに合わせ静かに ”待つ” を意識しながら1つずつ丁寧に具体的に質問し聞いていこう。

このとき心臓がバクバクするような話であったなら録音しておこう。

「嘘ついちゃだめだよ?」
「警察に言わないといけないから本当のことを言ってね?」

などプレッシャーをかけたり脅し言葉は避けよう。

具体性とつじつまを合わせ矛盾する箇所を聞いていく。

嘘かどうかを見極めていくのは話を聞ききってから。

SOSを出したときに信じてもらえなかった経験をすると、今後被害を打ち明けなくなるぞよ。

むろん、子がいつも正直なわけではない、が被害者を演じたならそれはそれでその子への関わり方を見直すきっかけとなる。

いずれにせよ、未熟な幼子に罪はない。

被害にどう対処するかはケースバイケースとしてまずは被害から避難させることが最優先。

嘘かどうかと様子を見とる間にも被害にあい続けることを想像してみて、それが認められん内容であるならば「実家に少し預けるので」など嘘をついてでもその場に行かせんことが大事。

信じたくない怖いという自分の心を守り、子の被害に目を背けると大事な子はどんどん傷つくことになるぞ。

胸の痛みを覚悟で子の声に耳を傾け、その場から脱出させてやれたらそれだけでも充分いい養育者。

戦っても戦わんでもええ。

戦えんこともある。

被害から解放してやることは ”守る” こと。

守ってから考える。

守っただけでもええ。

それだけでも充分素晴らしいええ養育者じゃよ。