第83回  心配とプレッシャー

第83回  心配とプレッシャー

はいはいみなさんこんにちは。

こどもの環境が変わるとき、新しい人間関係が始まるとき、心配になる方もおるんじゃないかの?

例えば新学期。

「あれ持った?これ持った?忘れものない?」はもちろん「お友達たくさん作ってくるんだよ?」「友達できるといいね!」「仲良しの子、クラスにいるといいね!」「どうだった?友達できた?勉強できた?怒られなかった?なんか嫌なことなかった?」はできれば控えられるといいのう。

養育者自身の安心したい気持ちがプレッシャーや不安のおすそ分けになってしまうかもしれん。

また「だから言ったのに」「ね、言う通りだったでしょ?」は楽しかったことまで曇らせてしまい、つまらない一日を終えた気にさせてしまう呪いの言葉。

これを続けとるとこどもの心にマイナス思考の癖がつく。

認知に歪みが生じてしまうんじゃなぁ。

物事の悪い面ばかりが目につくようになり、良いことにも普通のことにも目がいかなくなる。

よかったことがみえなくなるばかりか、何でもない事までよくなかったように思えてきてやがて自分はいつも不幸のように思いこむ。

失敗などを必要以上にマイナスにとらえ、自分の良いところなどを極端に小さく考える。

自分以外の人はよくみえて羨やんで卑屈になる心の癖がつくこともあるぞよ。

送り出すときはニコニコと。

心は心配ばかりでも女優になってどっしり構え「いってらっしゃい!道路を渡るときは右を見て左を見てもう一回、さっと右を見て渡るんだよ!?」と笑顔を見せて命にかかわることだけしっかりとお約束。

楽しい一日に送り出すにはまず楽しい出発の演出から。

帰ってきたら根掘り葉掘り聞きたいじゃろうが毎日続くとこどもは養育者が“期待”しておる、“”悪いこと嫌なことがあったはず”という前提での質問に「そうなんだよ、こんなことがあったんだよ」の話題のために無意識的に嫌なことや友達や先生の悪いところばかりみる癖がついてしまうかも知らん。

聞きたいじゃろうがお話ししてくれるのを待つだけにしてニコニコ「お帰り!」元気じゃったら「今日も楽しかったみたいだね!」とサラッというだけ。

様子がおかしくない限りは月に一回くらいで「最近どう?」と目を見て優しく静かに聞いてみるので充分じゃとわしは思うぞ。

ぬほほほほ。