第70回  お手紙

子育てゼミナール

ぬほほほほ。

みなさんこんにちは。

さて、こどもに、お手紙は書かせとるかな?

重視するのは「上手に書く」ではなく、「丁寧に、思いを込めて書く。」「自分の気持ちを伝えるために、自分の言葉で書く」じゃ。

例えば、行事関係なしに、「お父さんに、お手紙書いちゃおっと!」と、自分が書いてみせる。

広告の白い裏で充分。

「どれにしようかなっと」などと、楽しみながら選ぶ。

そして、新聞など、なんでもええから、大きな紙で封筒を作る。

「いつも、お仕事ありがとう!」などと、書いた手紙を入れ、封筒には、ちゃんと、宛名と名前を書く。

お茶碗の前に、置いておいたり、パジャマや枕に忍ばせたりなど、工夫する。

お父さんが、気づく様子をこどもと共に、ワクワク、楽しむ。

ほっこりとした、思いやりを伝える遊びにしてしまうんじゃ。

「こうしようね、あーしようね」なんて、教育的指導はナンセンス。

こどもが「私もやる!」と言ったら、「そう?!じゃあ、書こう!」と言い、そして、お節介をせずに、自分でどこまでやるかを見守る。

新聞を使うかもしれないし、便箋を出してくるかもしれない。

声をかけんと、ニコニコ見つめ、こどもが自分で行動するたびに、「すごいねー!お父さん、喜ぶねー!」と驚こう。

マジックで、書くのかな?

クレヨンか?

糊で留める?

テープかな?

自分で考えさせる。

自分で考えないときは、「〇ちゃんは、なんてお手紙、書くんだろう!?ワクワク♪」「どんな道具を使うのかな?」などと言う。

文房具など、準備してあげるのではなく、「このへんかなぁ?」なんて、探す振りをして、こども自身に見つけさせる。

こどもが自分で用意できたら、「すごいね!自分で、ぜーんぶ、用意したね!」と、大げさに褒めよう。

雑に字を書いたときには、「これは、お母さんの宝物にしたいから、もう一枚書いてくれる?」などと、お願いするんじゃ。

決して、注意をせんこと。

「思いを込めて~ゆっくり~ゆっくり~丁寧に~」とリズム調に、声掛けをすれば、楽しいまんま、思いを込めて、書くことを覚えるぞよ。

試してみておくれ~。