第24回 遊び心でGO!

第24回 ココロン博士の子育てゼミナール子育てゼミナール

さてさてみなさんこんにちは。

こどもに推理遊びもどんどん楽しませてやろうではないか。

本から出題も良いがここは創作なぞなぞや創作クイズをおすすめするぞ。

目に入ったもの、思いついたことなんでも良い。

クイズとは事実に基づいた正解があるものを言う。

例えば 

「おかあさんのおおばあちゃんの名前はなぁんだ。」
「おとうさんが昔持っていたミニカーで一番好きだったのはなんて車でしょう?」

考えさせることが目的じゃからこんなので充分。

なぞなぞはとんちを効かせた答えのものをいうが例えば、お風呂の湯に浸かっているとき、洗面器に空気を入れて沈め、

「ブブッとやればポコポコ匂い玉なぁんだ?」 と問い、 「洗面器の泡」 と答えたら 「ブッブー。おならブーでしたー」 なんて下品じゃがおもしろい。

こどもはブーとかプーとか大好きじゃ。わはははは。

「バナナ+チョコ+アイスは?」答えはチョコバナナパフェ。

でも、 「サイダー足してフロート!」 って答える子もいるかも知れないし、「グラスがないじゃん」 っていう子もいるかも知れない。

そしたら目を丸くして 「それもあったかー!」 「すごー」 なんて悔しがったり驚いたりを大げさなくらい表現しよう。

そこから膨らませられたら最高じゃ。

「次に何足す?」 と問う。

「ホットケーキ!」 と答えたら 「ワォ!ホットケーキ足したら高級フルーツ盛りチョコアイスパンケーキじゃん!」 と盛り上がろう。

遊びなんてなんでもありじゃよ。

とにかく考えること、創造することが楽しければいいんじゃ。

探偵ごっこもどうじゃ。

お菓子の包み紙や証拠を落とし残しておいて 「お菓子がどこかにいっちゃった。助けて!」 などと言い、こどもが自分で包み紙に注意が向くように仕向けて手がかりを追わせ見つけ出させる。

「わぁ!すごい!ありがとう!」 と大きく表現して喜ぼう。

すぐ見つかって良いんじゃ。

手を変え、品を変え、またはおんなじようなものすごく簡単なことでも良いから何度でも繰り返し繰り返し 「前にやったから」 などと思わず、しょっちゅう探偵になりきらせてやって欲しい。

間はかかるが、例えば、こどもが帰ってきたとき気づき興味を引くよう、玄関の入口にわざと大げさに大きなダンボールにマジックで 「3歩進んで取れ」 と書く。

3歩進むとカプセルが置いてあり、カプセルの中の紙には絵を書いておく。暗号も大歓迎。

リビングの机の上にラジカセが置いてある絵にはラジカセのスイッチ部分に矢印が。

実際にラジカセのスイッチを押すと 「おかえりー!家の中でペンギンが好きなところはどーこだ?」 と声が再生される。

冷蔵庫を探し当て中にはプリンにリボンが巻いてある。

「大正解!」 とプリンの蓋に書いてあったら子どものテンションMAX、プリン100倍美味となるぞよ。

くだらないことを大真面目に、日常のことをイベントに、当たり前のことを大げさに演出する。

普通をユーモアに変化させ、その積み重ねはやがてこどもにロジカルシンキングの力をつけていく。

ロジカルシンキングとは難しいことを単純明快に誰もがわかりやすいようにし他人を納得させられる論理的思考のこと。

まずは朝起きた時に飛び起きて 「布団がフットンダー!」 とダジャレで養育者が笑いを取ることから始めよう。

恥ずかしがっていては損をするぞよ。

ぬほほほほ 。