ぬほほほほ!みなさんお元気じゃったかな?
さぁて、今回は『イヤイヤグズグズっ子との向き合い方』じゃあ。
例えば、
- 忙しい時間にまとわりつくとき。
- なぜか不機嫌でグズグズいうとき。
- 家事をしているのにやたらと呼んでくるとき etc.
イライラしてしまうわな。
そんなときはこのさい、グズグズが手が付けられんようになる前に、ギュッと抱きしめてやってはくれんかの?
これはどんなシーンも同じじゃ。
グズグズは心が 「お腹すいた(かまって)」 と訴えとるんじゃな。乳児はおなかがすくと泣いて知らせる。
しかし、泣いても泣いても 「忙しいからちょっと待って」となかなかミルクを与えてもらえんとなると、そのうち火が付いたように泣き出す。
ミルクをやろうと思ったときには、手が付けられんようになっとるわい。
そうなるとミルクを飲ませるのも一苦労…むせて吐き出したり、そのまま疲れて寝てしまったりということも。
じゃが、 「はーい!おなかすいたのね?」 とすぐに返事をし、 「さぁどうぞ、美味しいねぇ」など優しい声で繰り返しながら与えると、ゴクゴクお腹いっぱい飲んで満足し、ご機嫌になり、天使のような顔で幸せいっぱい浮かべてまたすぐ眠っていくじゃろう?
こどもは、乳児の時に “泣けば(呼べば)ちゃんとお母さん(養育者)は来るよ(いつでもあなたを守るよ)” と教えてもらったから、そのやり方で愛情の確認をするんじゃよ。
乳児にとって、お母さんは生命タンク。
ミルクを与えてくれるということはお母さん(養育者)の愛の証。
「あなたを愛しているよ。あなたはかけがえのない存在」というメッセージなんじゃ。
子どもはそれを確認すべく安心感を繰り返し味わい、心の安定を保ちながら健康な人格を形成していく。
「自分で自分で」 「イヤイヤ」 という子は自己存在価値の確認、自分への自信を育てている真っ最中。
「そぉ!自分でするの?えらいね!わぁ!すごい!」と言ってやればご満悦。
ものをねだりぐずったとき、帰る時間に帰りたくないと言ったときは、抱きしめて 「いやなん? そう、いやね」 「そう、欲しかったね(帰りたくないね)。よしよし」 と柔らかく繰り返し言いながら 「よーしよし、よーしよし」となでなでしながら、そのまま連れて帰ろう。
ときに同じ高さでジッと目を見つめ、首を横に振り、まじめな顔で 「ううん、だめだよ。」 と本気を伝えよう。
気持ちを受け止め、一貫した姿勢で善悪や道徳をブレずに繰り返し伝え、愛情を後回しにせずにちゃんと表現していれば、必ず、ちゃーんとほどよく聞き分けのいい子になるぞい。