ぬほほほ。
今回は自分の人生脚本の書き換えについてじゃ。
自分の人生パターンのお決まりのラストとその時頭に浮かぶセリフはなんじゃ?
そしていつも味わう嫌な感情があるはずじゃが、なぜか、その感情を味わいホッとしとる。その感傷に浸る心地よさを手放しなされ。
それこそが、自分を敗者の脚本に導いとる。この感情を手放せるかがカギとなるんじゃ。
なぜなら、 「変わりたいと思わない人もいないが、変わりたくないと思わない人もいない」 からじゃ。
敗者の脚本は、いつもの感情に浸るために自ら敗者に向けての選択を繰り返す。
手放す決意をしたら、禁止令とドライバーを思い出そう。
もし、わからんだら、バックナンバーをみとくれ。
まず禁止令じゃ。
- 存在するな 「お前さえいなければ」
- 重要であるな 「大人の会話に口をはさむな」
- 楽しむな 「弟妹の面倒をみろ」 「礼儀正しくしろ」
- 大人になるな 「可愛い、可愛い」
- 感じるな 「泣くな」 「歯を見せて笑うな」
- 考えるな 「お前は〇〇だけ考えていろ」
- 成功するな ← 何をやっても批判された
- おまえ自身であるな 「お前が○○だったらよかったのに」
- 健康であるな ← 病気の時だけ気にかけてもらえた
- 仲間を作るな 「塾があるから遊んではいけません」
- ~するな ← 何かしようとするたびに注意や干渉された
- 属するな 「お前みたいなやつが○○なわけないだろう」
- 欲しがるな ← 親が我慢ばかりの生活をしていたなど

次にドライバーじゃ。
- 完全であれ
- 努力せよ
- 急げ
- 喜ばせよ
- 強くあれ
以上の中で自分に心当たりのあるものはどれじゃ?
いつもの生きづらさを感じた瞬間、自分を見失いかけたいつもの瞬間に、まず、深呼吸。
そして、その自分を縛るものに許可をするのじゃ。

「そのままでいい」 「あるがままでいい」
「休んでいい」 「無理しなくていい」
「ゆっくりやればいい」 「自分のために生きていい」
「自分を大事にしていい」 「人に頼っていい」
「弱くてもいい」 「人といていい」
と自分に何度も優しく許可しよう。そして、自分を拘束していた言葉と “真逆” を意識するんじゃ。
いつもと同じパターンに陥りそうなとき、すぐに方向転換して、いつもと違うセリフといつもと違う行動をする。
最初は不安に襲われるかもしれない。じゃが、その不安は悪魔のささやきだと自分に言い聞かせ、とりあえず、まずは3ヵ月続けてみる。

最初は、今までと違う自分を演じるのだから、周囲に違和感を与えるかもしれない。
でも惑わされないこと。
3ヵ月もすれば、あなたの心の安定を感じる人が出てくる。自分で心にゆとりを感じるようになる。
人生脚本はそう簡単に変えられるものではない。
何十年もその脚本の主人公を演じてきたのだから。
しかし、何もやらなければ何も変わらない。
自分を生きるために決意と実行を強くあらば、必ず、自分の人生に手ごたえを感じることができるじゃろう。